ゼンザブロニカS2を購入し、楽しく写真活動をしている私です。
初めての中判フィルムは、5本で5045円のプロビア100Fを選びました。購入先はAmazon。入手しずらい中判フィルムもネットなら簡単。ネット最高です。
プロビア100Fは憧れのリバーサルフィルム。
中判撮影はリバーサルフィルムでしたいと考えていました。リバーサルの特徴と言える、カラーフィルムを自分の目で見てみたかったのです。
ネガフィルムの方がフィルム種類も多く、失敗のリスクも減るのは知っています。でもね。失敗したっていいでしょ?フィルムカメラってそれが良いんじゃない?
そんな覚悟で始めた中判フィルムのファーストロールが現像から戻ってきました。現像には2週間かかってしまいましたが、無事に届きましたよ。
現像時にデータ化も依頼をしましたので、そのデータで楽しんで下さい。
依頼先現像店→フラッシュ現像店
富士フィルム プロビア100F作例
初めての中判フィルムで撮影した写真。見ていただいてわかる通り、露出を失敗しています。撮影前に絞り値は変更したのですが、シャッタースピードの変更を忘れていました。
デジタルだと撮影しない物を撮影しました。紙の質感がフィルムでどのように表現されるのか知りたかったのです。結果は最高。フィルムならではの優しい感じになりました。
パーカーの優しい色を狙ってみました。パーカーの質感も表現されています。
プロビア100FのISO感度は100。室内で適正露出にするとシャッタースピードは遅くなってしまいます。ブレの状況も試してみたく、作業姿を撮影してみました。
憧れのウエストレベル・ファインダーで覗いた空。ブロニカS2のファインダーの大きさと明るさに感動しました。いつまでも覗いていたい空だった。
ブロニカS2を持って散策。中判フィルムの光の表現を知りたくて撮影。鳥居の赤と背景の緑、光の白さが好みに表現された1枚。
朝の薄暗い時間に撮影。空へ露出を引っ張られてしまいました。人物がメインなのでもう少し露出を上げて撮影すれば良かった。でも、フィルムはその場で確認できないんだよね。失敗、それがまた楽しい。
ペットのにわとり名前はユズです。卵からふ化させたのでかわいい家族。朝は布団で一緒に寝てくれるにわとり。赤と白が綺麗ですが、ピンボケです。
もう1羽いる我が家のにわとりモカ。こちらも卵からふ化させました。ちょー甘えん坊のにわとりです。露出を失敗しており、モカの顔が潰れてしまいましたが、背景の薄緑は雰囲気があって好きな色。
まとめ
待ちに待った現像写真。ずっと悩んでいた中判フィルムカメラですが、買って正解です。今のデジタルカメラの方が、失敗知らずでコストも低いですが、フィルムにもまだまだ良さは残っていました。
このフィルムの楽しさは文字で書いても伝わりにくいでしょう。撮影する楽しさ、フィルムを選ぶ楽しさ、現像を待つ時間、出来上がりフィルムを見る感動。この一連の流れがフィルム写真の楽しさです。
デジタルカメラで写真を楽しんでいる方にも、フィルムでも写真を楽しんで欲しいと感じました。
出来上がったフィルムを見た感動は、デジタルでは味わえません。