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ノクトン 58mm F1.4 SL II s【撮影を楽しむレンズ】

ノクトン58mmF1.4 SL II sが気になるあなたへ

「一味違ったレンズが欲しい。マンネリを脱したい。1枚1枚撮影を楽しみたい。一生を共にできるレンズが欲しい。」

そんな方は、ノクトン58mmF1.4 SL II sを買うべきです。

ノクトン58mmF1.4 SL II s

  • ノクトン58mmF1.4 SL II 【撮影を楽しむレンズ
masou masouの写真

この記事を書いている私は、写真撮影歴10年以上。超広角から望遠まで複数のレンズを所有して撮影をしています。メインカメラはNikonのD750。写真コンテスト受賞歴もあり、カメラ機材の自作や改造もしています。

デジタルの時代こそ、1枚1枚の撮影を【楽しみたい】

D750

デジタルカメラは大変便利です。撮影した映像はその場で確認できますし、撮影に失敗しても消すのは簡単。フィルムカメラとは違い、ふところが痛む恐れも少なくなりました。そのため、多くのプロカメラマンもデジタルカメラを使っており、フィルムカメラを使う方は少なくなっています。

私もデジタルカメラを愛用しており、デジタルの恩恵を受けながら撮影を楽しんでいます。

でも…あるとき(撮影が単調な作業になっている…)と感じてしまいました。それからはもうダメ。撮影が楽しくありません。所有しているどのレンズを使っても、撮影が【作業】にしか感じません。

初めて写真が撮れた感動や被写体を探すワクワク。レンズを交換することで見れる新しい世界へのドキドキ。それらを忘れてしまいました。

一時期、写真コンテストへの応募にハマっていた私は、コンテストの受賞に味をしめると、コンテスト受けする作品を撮るようになりました。つまり自分の感動よりも、他人からの評価を優先してしまったのです。それでは当然、撮影は楽しくありません。いくら、〇〇賞受賞!!と言っても、【自分で撮りたかったものではない】ので当たり前です。

デジタルカメラは撮影がフィルムよりも撮影が簡単です。カメラボディの機能だけでなく、レンズも良いモノが多くなりました。手振れ補正機能やオートフォーカスは昔に比べ、確実に性能が上がっています。つまり、被写体との向き合い方が甘くても、上手に撮れてしまうのです。ある程度の経験があれば、写真の失敗はまず、ありません。(無難に撮れます。)

コンテストへの挑戦】と【カメラの高性能化】が、私が撮影を【作業】と感じてしまった原因だったのです。

私は、デジタルカメラのオート機能でパッと撮影したいのではありません。光の状況をよみ、ファインダーを覗き、じっくりと操作を楽しむ撮影がしたい!もちろん、コンテスト用ではありません。自分が感動するための撮影です。

フィルムカメラには戻れませんので、今のデジタルカメラでそんな時間を楽しみたいと思い探し出したレンズが【ノクトン 58mm F1.4 SL II s】です。

この記事で紹介するノクトン58mmF1.4 SL II sのポイントは

①単焦点レンズ

②主題を少しだけ主張できる焦点距離

③とにかく明るい、F1.4であること

④写真撮影の醍醐味、マニュアルフォーカス

⑤安いこと

の5つです。

なぜ、数あるレンズの中から、フォクトレンダーのノクトン58mmF1.4を選んだのか、私がノクトン58mmF1.4 SL II sをおススメする理由をお話しします

ノクトン 58mm F1.4 SL II s

D750の標準域レンズが欲しい

D7000からステップアップして手に入れたフルサイズのD750。APS-Cと比べるとフルサイズの吐き出す描写は素晴らしく、今のメインカメラになっています。

また、D750は操作性も良く、ボディが比較的小さいので持ち出すのに苦痛になりません。D750の導入当初は、広角専用ボディに考えていましたが、想像よりも良いボディなので、普段使いにもD750を使いたいくなりました。

普段使いとして考えたシチューレーションが、旅行です。全国の見たことのない地へ行くのは大変楽しく、刺激的。住んでいる群馬県から旅行先が離れると、再度訪れるのが難しくなります。そのため、旅行の思い出も残せるレンズが欲しくなりました。

D750レンズキット

普段使いレンズに求めた点

D750の普段使いレンズには、まず単焦点レンズにするのは決めていました。ズームレンズは選びません。

あとは、焦点距離・開放値・メーカー・価格・etc。各社のレンズカタログを参考にしながら、レンズを選びます。

そのレンズ選びの中で、とくに重点を置いて気にしたのが、

①高い描写力の単焦点レンズ
②35mm換算で50mmよりも長い焦点距離
③ボケを楽しむため、開放絞り値はF1.8以下
④操作が楽しくなる質感
⑤値段

この5つです。それぞれ、具体的にお話します。

①単焦点レンズ

まず、単焦点レンズを選びました。D7000では、一通りのズームレンズや単焦点レンズを持っています。そんな多数のレンズから、便利なズームレンズを使うことも多々ありました。

野外活動中や旅行では、立ち位置から撮影せざるをえない状況もあります。そんな状況でも、思い描いたイメージに近い撮影を出来るのが、ズームレンズです。多くの方がズームレンズを重宝していると思います。

しかし、私の場合は、長年撮影を続けているうちに、便利なズームレンズを使う頻度が減っています。

理由ですか?

だって、単焦点レンズの方が写りがいいんだもん!

単焦点レンズは、描写が丁寧で、ボケも綺麗です。ヌケもいいので、イメージしたままの写真を撮る事が出来ます。(ズームレンズは少しモッサリした感じがします。)そのため、私は単焦点レンズに絶対の信頼をおいています。

みなさんには「このレンズなら信頼が出来る!」と言うレンズはありますか?

シチュレーションが厳しい状況でも、抜群の画を出してくれるのが、単焦点レンズです。単焦点レンズはズームレンズとは違い、焦点距離が変わらないので、不便さはもちろんあります。

しかし、単焦点レンズを使い続けると、目が単焦点レンズになるので問題ありません。「35mmなら、この位置から撮影すればイメージ通り」と直ぐにわかるようになります。

ズームレンズだと、この感覚を身につけるのは難しいと思います。

②50mmよりも長い焦点距離

旅行での使用を考えると、候補に挙がる焦点距離は、35mm換算で35mmと50mmです。いわゆる標準レンズです。

35mmは近接撮影できるレンズも多く、扱いやすい焦点距離ですね。写る範囲も比較的広いのでスナップ撮影にも向いています。しかし、35mmは撮影方法にもよりますが、ボケ量が少なく、平凡な写真になる傾向があります。そもそも、私はAI AF Nikkor 35mm f/2Dを持っています。同じ焦点距離の単焦点レンズは今は必要ないので35mmは除きます。

それでは、50mmはどうでしょうか?

AI AF Nikkor 35mm f/2DをAPS-CのD7000に装着すると約50mmレンズとして使えます。ついでに、AI AF Nikkor 35mm f/2Dにケンコー1.4倍のテレコンバーターを着けてD750で使用してみました。こちらも約50mmレンズになります。

50mmを35mmと比較してみると、が画角の狭さとボケ量が違います。50mmは画角が狭く、ヒトの目で注目している状態の写真が撮影出来ます。ボケ量もそこそこあり、被写体をしっかりと主張出来ました。

これらの事から、35mmよりも50mmを選ぶことにしました。

ただ、50mmで撮影した時に、少しボケ量不足を感じ、もう少しボケを生かした撮影をしたいと思いました。

そこで、D7000で使用していて扱いやすいと感じた、AF-S DX Micro NIKKOR 40mm f/2.8Gの焦点距離を参考にすることにしました。D7000はAPS-Cなので、この組み合わせだと、35mm換算で60mmのマクロレンズです。

結果として、やはり60mmは50mmよりもボケ量が多く、画角も旅行先でも使いやすいと感じたので、50mm以上の焦点距離のレンズを選ぶことに決めました。

③開放F値は1.8以下

項目②で、AF-S DX Micro NIKKOR 40mm f/2.8Gを参考に考えた時に開放F値は2.8以下のレンズが欲しいと感じました。AF-S DX Micro NIKKOR 40mm f/2.8Gは、絞り込んでの撮影が前提であるマクロレンズです。そのため、単焦点レンズとしては暗めであり、開放F値はF2.8です。

注意してほしいのは、F2.8でも十分ボケます。

そしてAF-S DX Micro NIKKOR 40mm f/2.8Gはマクロレンズなので、被写体に近づいて撮影が出来ます。被写体に近づいて撮影すると、被写体と背景との距離が開くので、F2.8でもピントの幅は極薄です。絞り値をF2.8の状態にして手持ち撮影だと、腕や身体が少し前後にズレただけでも、ピンボケ写真になってしまいます。それだけピントはシビアです。それだけわかっていても、味のあるボケに憧れていました。

ピント面が薄くてピントを合わせるのが大変なのは分かっています。日中に開放絞りで使うにはNDフィルターで、わざと光量を落す必要があることもわかっています。私はF1.8以下が必要な薄暗いシチュレーションの撮影も殆んどありません。

ただただ、ボケの撮影を普段から楽しみたい

それだけのために、開放絞り値はF1.8以下に決めました。

④マニュアルフォーカスであること

今では多くのレンズがオートフォーカス機構を持ち合わせています。それらのレンズには、オートフォーカスの切り替えスイッチが付いているので、簡単にマニュアルフォーカスを楽しむことは可能です。

ただ最近のレンズって、フォーカスリングの質感操作感良くないレンズが多いと思いませんか?

量産化されているレンズに【操作感なんて求めるな!】と言われてしまいそうですが、せっかくボケを楽しむレンズを選ぶなら、フォーカス操作も楽しみたいですよね。ファインダーを覗き、フォーカス操作でピントを微調整する作業を楽しめるレンズが欲しい。

1枚1枚、気持ちを込めて丁寧に撮影を楽しみたいのです。

そんなこんなで、オートフォーカス機構は持ち合わせていないレンズを選べば、フォーカスリングの操作性も快適なんじゃない?といった安易な気持ちから、時代に逆行するマニュアルレンズを選ぶ事にしました。

⑤値段

最後は大切な値段です。お金があれば、欲しいレンズをどんどん購入出来ます。しかし、そんなわけもありません。できるかぎり安く済ませる必要があります。

そこで、今回は8万円を目安にしました。

理由は、レンズ枚数の少ない単焦点レンズ、オートフォーカスなし、手振れ補正機構もなしならば、8万円以下で十分なレンズがあると考えたためです。

10万円を超えるレンズは最新の機構や技術が入っており、私の求めているレンズよりもオーバースペック気味です。キレキレな単焦点レンズが多く出ていることも知っていますが、そんなレンズは必要ありません。クセのあるじゃじゃ馬レンズでいいのです。レンズを操作することを楽しみたいのです。そのあたりを考慮すると8万円が目安かなーと考えました。

もちろん、安ければ安いにこしたことはありません。

余った予算を次のレンズ購入に回すことが出来ますから。

おさらい

D750の普段使い用レンズとして

値段が8万円以下マニュアル操作が楽しく焦点距離が60mm前後開放絞り値がF1.8以下単焦点レンズ

このようなレンズを選ぶことにしました。

希望レンズへの道

金額は8万円以下

この金額範囲がにより、選べるレンズが絞られます。

最新の機構や構造が施されているレンズは基本的に10万円越えです。

あまり候補があっても買えなければ意味ありませんからね。

この金額から、いくつかのレンズに絞り込みました。

マニュアル操作が楽しい

マニュアル操作を楽しむため、カールツァイスを候補に挙げました。

レンズの質感も評判が良いようでしたが、金額面で候補から外しました。

そこで目をつけたのが、カールツァイスを製造してるコシナのフォクトレンダーです。

焦点距離は60mm前後

焦点距離だけを考えると、候補として上がった単焦点レンズは、フォクトレンダー58mmタムロン45mmシグマ50mmニコン50mmです。

ニコンの58mm評判が高いですが、値段もべらぼうに高いので論外です。

短焦点レンズで開放絞り値はF1.8以下

このF1.8以下はマクロレンズ(F2.8)を選ばなければ、大抵の短焦点レンズは1.8以下なので問題ありません。

最終的に

最終的に選んだレンズは

フォクトレンダーの【ノクトン58mmF1.4 SL II s】です。

NOKTON 58mm F1.4 SL Ⅱs

選ばれたレンズ

VoightLander NOKTON 58mm F1.4 SL Ⅱs

なんかオシャレー!!すげーオシャレーなレンズです!!!

しかも、レンズキャップの文字読めねー!!!!

このレンズが、VoightLander NOKTON(ノクトン) 58mm F1.4 SL Ⅱsです。

VoightLanderはブランドの名前で、フォクトレンダーと読みます。

フォクトレンダーは、1756年オーストリアのウィーンで創業。その後ドイツのブラウンシュヴァイクで発展した光学機器メーカです。フォクトレンダーは、1999年より長野県にあるメーカーである「コシナ」が製造・販売しています。

「コシナ」は有名なカールツァイスフォクトレンダーの高品質な光学製品を設計・製造している長野県にある日本の会社です。

コシナのHPはコチラ

つまりフォクトレンダーは、みんな大好き信頼のmade in japanです。

コシナで作られるツァイスとフォクトレンダーの製造工程を知ることが出来る書籍【ツァイス&フォクトレンダーの作り方】が出ています。マジ内容の濃い本なので、ツァイスやフォクトレンダーの購入を考えている人は必ず読んで下さい。購入に踏み切れない人も読めば必ずコシナ製レンズが欲しくなります。

ツァイス&フォクトレンダーの作り方

横から見るとこんな感じ。

オシャレー!レンズは、フィルム時代のレンズのような重厚な外観となっています。

今のレンズって、安っぽい質感の物が多くませんか?材質は値段に影響するとは分かっていても、どうせ○万円するのであれば、質感の良い物が欲しいですよね。

こちらは、ほとんど同じ焦点距離になるAF-S DX Micro NIKKOR 40mm f/2.8G。

プラスチック感が少し、安っぽいですよね。

AF-S DX Micro NIKKOR 40mm f/2.8Gは、値段が安く、使い勝手良いレンズです。そのため、初めての交換レンズにおすすめなレンズ。

ただ、みなさんの中にも、このプラスチック感に飽きてしまった方がいるのではありませんか?私はこのプラスチック感があまり好きではありません。

そこで購入した【NOKTON 58mm F1.4 SL Ⅱs】をチェック!!

どうぞ、手にとって見て見て下さい。

NOKTON 58mm F1.4 SL Ⅱsです。

D750に付けておきますね。

レンズフードは外観を重視して、ニコンのHS-14を選びました。

HS-14はフードとしては、少し長いですが、D750とNOKTON 58mm F1.4 SL Ⅱsの組み合わせでも、ケラれは発生せずに使用できます。HS-14は質感が大変いいです。NOKTON 58mm F1.4 SL Ⅱsと同じで金属質なのでNOKTON 58mm F1.4 SL Ⅱsと組み合わせると、重厚な感じが出て大変気に入っています。

それにしてもHS-14とNOKTON 58mm F1.4 SL Ⅱsの組み合わせは、カッコイイ。

ただただ、カッコよさに目を奪われます。

NOKTON 58mm F1.4 SL Ⅱsはこんなレンズ

単焦点レンズ

NOKTON 58mm F1.4 SL Ⅱsはズームの出来ない単焦点レンズ。

みなさんは単焦点レンズを持っていますか?今まで、キットズームレンズを使い続けてきた方は、単焦点レンズを使えば、驚くこと間違いなしです。

「これが、今までと同じカメラなの?レンズでこんなに変わるの!?」と。単焦点レンズは明るいレンズが多く、キットレンズと比べてボケやすくなります。この【明るい=解放F値が低い】ということ。そのため、明るいレンズは開放絞り値(F値)が小さい点で見分ける事が出来ます。

単焦点レンズなら解放F値は、F1.4~F2.8が多いです。

初めて購入したカメラについていたズームレンズをお使いなら、開放絞り値はF3.5-5.6が多いのではないでしょうか。簡単に言ってしまうと、このF3.5とF5.6が開放絞り値になります。(F3.5-5.6なら焦点距離によって開放絞り値が3.5~5.6間で変化する。)

では、このF3.5-5.6とFが低いレンズ(F1.4やF1.8)では何が変わるのかというと。

大きくボケを生かした写真が撮れます。そもそも一眼レフを購入したきっかけは、被写体の後ろに広がるボケを生かした写真だったのではありませんか?

では、質問です。

みなさんは一眼レフを購入してみて、思い描いていたボケのある写真は撮れましたか?

多くの方が「撮れない!」と答えてくれたはずです。

技術や設定の問題もありますが、ボケない一番の理由はレンズです。だってキットレンズはF3.5。暗くはありませんが、明るいレンズではありません。望遠側を使ってもボケを使った撮影に向かないレンズです。

ボケに憧れてカメラを買ったのに、付いてくるレンズはボケないレンズ・・・

これではカメラは面白くありませんよね。重いカメラをわざわざ持ち運んでいるのに、撮れる写真はスマフォと変わらない。

むしろ、スマフォの方が綺麗!と言う方もいるでしょう。

そんな悩みを抱いている方にこそ、おススメしたいのが単焦点レンズです。

NOKTON 58mm F1.4 SL Ⅱsは、解放F値が1.4の単焦点レンズです。

つまり、ボケボケの写真が撮れる明るいレンズです。

焦点距離は58mm

え!?58mm?50mmじゃないの!?」そう思う方はカメラ通ですね。

ええ。標準レンズとして話題が耐えないのは35mmor50mmです。初めての単焦点レンズを選ぶ際に迷うのも35mmか50mmが一般的です。

そもそも、58mmなんて聞いた事がない方が多いでしょう。

この58mmは昔のレンズの光学系を引き継います。昔は50mmではF1.4の明るいレンズが作れませんでした。(実用できるレンズという意味。)

技術のある今では、問題なく50mmF1.4が作れていますが、F1.4の明るさを実現するなら、58mmの方が高性能で無理のない設計になるわけです。

簡単に言うと、昔からある写りが最高の標準レンズが58mmという事です。

汎用性の高い50mmよりも、ほんの少し被写体を強調できる58mm

私はこの60mmあたりの焦点距離が大変使いやすいので、初めてレンズを買う方は60mmあたりを選ぶのもありだと思っています。

金属製

外装の堅固な存在感と質感はプラスチックには感じられない常に触れていたいレンズ。

それが、このNOKTON 58mm F1.4 SL Ⅱsです。

ハイサイクルの生産性!?なにそれ、美味しいの?

金属に刻み込まれた加工が、量産主義を吹っ飛ばしてくれます。

マニュアルフォーカス

オートフォーカスが普通のこの時代、NOKTON 58mm F1.4 SL Ⅱsはマニュアルフォーカスです。オートフォーカスが普通になりすぎて、マニュアルフォーカスがどんなものか分からない方もいると思いますが、用は自分でピントリングを操作してピントを合わせるレンズです。

カメラのシャッターボタンを押してもピントは合いません。

そんな手間がかかるレンズ。難しそうに感じるかもしれませんが、その手間が楽しい!被写体に向き合い、じっくりと撮影する。その時間がマニュアルフォーカスは感じられます。

手振れ補正なし

このレンズにそんな機構は当然付いていません

ただ、それが逆にいいのです。手振れ補正が必要となるのは暗くシャッタースピードが得られない場面ですね。このレンズ、開放絞りはF1.4のため、大抵のシチレーションはISO感度を上げたりすればなんとかなります。

でも、私が言いたいのは、「明るいレンズだから暗くても大丈夫だよ。」とか、そんな事ことではありません!!

私はこのレンズこそ、三脚を使って撮影してもらいたい!!

58mmを三脚で使うの!?アホなん!?」そんな事を思う方もいると思いますが、私はマジです。

このレンズはF1.4~F16までありますが、NOKTON 58mm F1.4 SL Ⅱsは、絞り値の変化で同じレンズとは思えない描写を叩き出します。

特にF1.4~F4はその傾向が強く、同じ被写体を撮影していても、光の当たり方や少しの背景の違いで全然違う写真になります。

この違いを三脚を使ってじっくりと楽しんでほしいのです。

手振れ補正がないからこそ、フレーミングを大切にして撮影をして下さい。

最後に

一風変わったこのレンズ、手を出すのには勇気がいると思います。

しかし、デジタルカメラの時代に、こんな一般受けしないレンズが未だに製造されているのは、それだけ良い物だからです。ツァイス&フォクトレンダーは、根強いファンがいるレンズです。

次のステップアップに新しいレンズを考えている方。

長く使える、傷すら味となるレンズをお探しの方。

このNOKTON 58mm F1.4 SL Ⅱsを真剣に考えてみませんか?

ノクトン58mmF1.4 SL II s

まだ購入に踏み切れない方にはこの本。必ずレンズが欲しくなります。

ツァイス&フォクトレンダーの作り方