手袋

撮影中の蚊対策 着る防虫『スコーロン』の手袋

蚊に脅えているみなさん朗報です。

ガチのフィールド大好き人間が新しい防虫対策を解禁します。

蚊の写真

夏になると昆虫や野生動物の撮影で藪に突入する野外大好き人間は多いですね。

なぜなら、ヒトの手が入らない草がボーボーの場所には、多くの昆虫や野生動物が生息しているから!

でも、夏は暑くてどうしても薄着になりがちですが、そんな時に気になるのが蚊です。

昆虫や野生動物の育ち盛りの時期に、草の成長とともに増えてくる蚊。

蚊に刺されれば、ただ痒いだけですが、すごく不快な虫ですね。

耳元で「プーン~」なんて音を聞いてしまうと作業どころではなく、

蚊を仕留める事に集中してしまいます。

蚊の写真

そんな撮影時に蚊から身を守るために使っている手袋の紹介です。

Foxfireの着る防虫シリーズ『スコーロン』を使用

蚊に腕を刺されている写真

蚊がいる場所でジッと動かないでいる状況が多いのが、野生動物(昆虫)撮影です。

蚊を振り払うために動けば相手に見つかるし、カメラはブレるし。

動けません。

そんな状況でも蚊から身を守ることが出来るのが、着る防虫『スコーロン』です。

『スコーロン』ってなに?

スコーロンの手袋の写真

『スコーロン』とは繊維に特殊加工を施した素材です。

この特殊加工により、蚊がとまっても刺されにくくなっています。

『スコーロン』は洗濯耐久性がすごい!

『スコーロン』の他にも防虫機能を備えた素材はありす。

しかし、それら素材の多くは、防虫成分入りの小さなカプセルを素材に付着させています。

実はこのカプセル付着素材では洗濯でカプセルが落ちやすいのです。

みなさんは防虫素材製品を綺麗な環境で使用しますか?

まず、そんな場所では使用しませんよね。

多くの方が、野外での使用を前提に考えているはずです。

つまり、汚れが着く環境での使用です。

服が汚れれば洗います。

野外では汗だってかきます。

つまり、防虫素材製品は普通の服よりも、洗濯する必要があるんです。

でも大丈夫!

『スコーロン』はその洗濯に強い防虫素材なんです。

しかも!

『スコーロン』にはアース製薬が開発した持続性の高い防虫剤を使用しています。

スコーロンの手袋の写真

そんな『スコーロン』を使用した製品を販売しているのが、Foxfireです。

FoxfireのHPを貼っておくので覗いて見て下さい。

撮影時には『スコーロン』を使用した手袋を使用

スコーロンの手袋の写真

Foxfireの防虫機能を備えた製品の中もハーフグリッパーを愛用しています。

帽子やズボンは薄手の物を重ね着すれば、蚊から身を守る事は出来ます。

(蚊はただ厚いだけの生地では、生地の目から口を入れて刺してきます。)

薄手のものを重ねると、服と服の間に空間が出来て、蚊が刺しにくくなります。

しかし、手はそう簡単にはいきません。

スコーロンの手袋の写真

だってカメラを操作したいから!

冬場などは防寒対策として厚手の物を使用しますが、夏には使用出来ません。

生地が厚いと操作はしにくいし、なにより手が蒸れます。

そのため、夏用に生地の薄い手袋を買うわけです。

たしかに、無防備に手を露出しているよりは、蚊は刺しません。

でも、生地の目から刺してくる強者もいます。

その強者対策として、撥水機能を備えた薄手の手袋を購入しました。

撥水機能を備えた手袋は表面加工されており、生地の目も細かいのです。

そのため、手がけっこう蒸れます。

あと、撥水機能手袋は質感があまりよくありません。

そんな手袋探しをしていてたどり着いたのが、『スコーロン』でした。

『スコーロン』の手袋は実際どうだった?

スコーロンの手袋の写真

実際に野外で使用していますが、『スコーロン』の手袋はすごく良いです。

まず、生地が薄い!

生地が薄いので軽く、荷物にならないので野外に気軽に持っていけます。

生地の肌触りもよく、自然な軟らかさを維持しているので、手に付けて作業していても違和が感ありません。

スコーロンの手袋の写真

使用感ですが、生地同士の縫製が良く出来ているので細かい作業でも問題ありません。

安物の手袋は生地数や縫い行程を減らすため、手袋としての形は同じでも使い心地が全く異なります。

スコーロンの手袋の写真

生地も丈夫です。

藪や山で使用していると木苺のトゲや笹の枝に引っかかる事もあります。

てか、年中です。

そんな環境で使用していても、破れはありません。

そして重要な防虫効果ですが、

すごくいいです!

『スコーロン』の防虫効果は、虫が素材にとまらないことではありません。

とまっても、逃げるんです!

蚊は手の体温を感じとり、手袋にとまります。

でも、蚊が血管を探す事なく、すぐに逃げていくのです。

この効果は洗濯しても全然衰えません。

(汚れても頻繁には洗濯しないようにして使用)

今使用している手袋が3年ほど前のものです。

今年は蚊も大変多いので、買い替えを考えています。

もちろん、『スコーロン』です。

スコーロンの手袋の写真

ちなみに、カメラ操作を考えると指先がない「ハーフグリッパー」タイプがいいですよ。

カメラダイヤルの操作や野外での作業時に指先が出ていると細かい作業が出来ます。

おわり

蚊対策には様々な方法があります。

虫よけスプレーを使う人も多いですよね。

私も使用します。

でも、虫よけスプレーって効果が直ぐに切れてしまいますよ。

そして、またスプレーをする。

考えてみると、けっこうコストがかかってるんですよね。

スプレーは毎年新しく買うし。

そんな蚊対策の一つとして「着て防虫」をしてみてはいかがですか?

完全ではありませんが、試してみる価値はありますよ。

おまけ

防虫効果が切れた製品は当然、普段使いとして使用出来ます。

Foxfireは製品の質がいいので、野外の過酷な環境でも耐えてくれるメーカーです。

私も古い手袋は日常作業用にします。

だって、ホームセンターのより質がいいんだもん。

(ホームセンター製より断然高いけど)

Foxfire HP