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トレイルカメラの選び方【わかりやすく解説】

トレイルカメラに悩んでいる、あなたへ。

「野生動物を撮影するトレイルカメラに興味がある。でも、トレイルカメラってどんなカメラだろう?種類も多くて、価格もバラバラ…どうやって選べばいいんだろう。使い方は?防犯にも使えるかな?」

こんな疑問に答えます。

  • トレイルカメラの選び方【防犯にも使用可能】

この記事を書いている私は、野生動物観察を10年以上続けています。観察機材には、トレイルカメラも使っています。実際に野外で使っている経験をふまえたトレイルカメラの選び方を説明します。

トレイルカメラを使っていて感じるのが、トレイルカメラのコスパ高すぎ!

トレイルカメラは、野生動物を観察する機材の中でも、最高にコストパフォーマンスが高い機材です。それは、トレイルカメラの仕事を計算すれば簡単にわかります。

上位機種:50,000円で考えてみます。

使用期間:1年(電池交換は3か月に1回)の場合

トレイルカメラの仕事は【記録】です。

映像・音声を記録します。これは昼夜問わず記録を続けます。休みはありません。

50,000円の機種で365日観察。50,000÷365=約137

単純計算ですが、トレイルカメラの記録する仕事の日当は、137円です。

あなたは、日当137円で記録を続けられますか?

しかも、暑い日中、寒い夜、眠い夜中も関係なしです。

実際に使うとトレイルカメラは3年は使えます。

また、価格の安い機種を選べば、さらにコストが下がります。

つまり、トレイルカメラの仕事は、日当137円どころではありません。この金額で365日、休みなく観察をしてくれるなら、あなたも任せたいと思いませんか?

これがトレイルカメラの、コストパフォーマンスが高いと言う理由です。

いかがでしょうか?トレイルカメラに興味が出てきますよね。

それではここから、トレイルカメラの選び方の説明を始めますのでご覧ください。

トレイルカメラ

トレイルカメラの選び方

下記の順番で選び方を解説します。

  1. 使用状況の確認
  2. 状況から求める能力の確認
  3. 使えるトレイルカメラを選ぶ

それでは、この順番で始めます。

①使用状況の確認

まずは、あなたがトレイルカメラを使いたい状況の確認が必要です。

なぜなら、使う状況がわからないと、あなたがトレイルカメラに求める能力がわかりません。検討違いの機種を購入しても、成果が出ません。

例:山中で使用・狙いは野生動物・獣道を観察・3か月に1回は通える

この例から、求める能力はこんな感じです。

  • 山なので、電池動作。
  • 電池交換の頻度から,単三電池を4本+4本=8本使用できるタイプ。
  • 獣道は、ある程度の大きさの野生動物が通ると考えられるので、広角のレンズ・センサー感度が欲しい。
  • 野生動物は夜間の活動が多いので、夜間撮影に強いタイプ。
  • 観察データー用のため、画質並で可。ただし、動画も写真記録したい。

②状況から求める能力の確認

①の使用状況から、トレイルカメラに求める能力がわかりました。

あとは、トレイルカメラの能力と照らし合わせて確認をします。

今回はAmazonでベストセラー機種で確認してみます。

 
有効画素数 12MP 4000×3000、8MP 3264×2448、5MP 2592×1944、 3MP 2048×1536
画面サイズ 2.70インチ
可動式液晶 なし
ファインダー なし
手振れ補正 あり
付属品 カメラ本体・32GB microSD・TV出力ケーブル・USBケーブル、固定ベルト・壁面取付けブラケット&金具・日本語説明書・保証書
撮影機能 暗闇撮影機能, ループ撮影機能(自動上書き機能), タイムラプス撮影, 指定時間録画機能
防水性 IP66
カラー ブラック

ABSK トレイルカメラ【2019最新型】の能力は上記の通りです。この能力表を細かく確認していきます。

有効画素数:高画素の最大12MP(メガピクセル)…1200万画素

この画素数が高いと画質が良いなんて、勘違いをしないで下さい。トレイルカメラの画素数は、画素補間処理後の数値です。簡単に言うと、「少ない画素を無理やり増やしている。」ってことです。

つまり、トレイルカメラの「高画素」の言葉は当てになりません。そのため大切なのが、実際のレビュー画像です。Amazonの取り扱い機種なら、必ずあります。これが1番正確に画質がわかるのでチェックをします。ABSK トレイルカメラ【2019最新型】の画像を確認したところ、十分な画質でした。

画面サイズ:2.70インチ

画面サイズとは、トレイルカメラに内蔵されている液晶画面のサイズです。この液晶がない機種もがあるので注意が必要です。必ず液晶があるタイプを選びます。

サイズは2.7インチが一般的です。使ってみると3インチは欲しいですが、トレイルカメラ自体が大きくなってしまうので、2.7インチは絶妙なラインです。この液晶で撮影した映像を簡易確認します。この液晶の画素数はわかりませんが、本当の確認はPC上でするので、画質は気にする必要はありません。

可動式液晶・ファインダー

この2つは搭載されていません。あったら便利な機能だとは思いますが、出会ったことのない機能です。なぜなら、10,000円前後のトレイルカメラは、カメラを開かないと液晶画面が見られません。じつは、これが大変不便だからです。撮影した映像を確認するのには問題ありません。しかし、どのように撮影するかの確認作業で不便を感じます。この辺りは、最後にしっかりと書きます。

手振れ補正:あり

なぜ、手振れ補正が必要なのかわかりませんが、搭載されています。トレイルカメラは木に縛り付けたり、三脚で使用したりと、固定した状態で使用するので、手振れ補正機能は必要ありません。

付属品

必要な付属品はついています。変わっているのが、機種は32GBのmicroSDカードが付いてくること。ここで注意なのが、記録用カードは1枚では意味ありません。

使う流れを考えればわかります。電池交換に行くと、撮影データも持ち帰りますよね?ほら、1枚だと記録データが持ち帰れません。2枚持っていれば、ローテーションが出来るのでトレイルカメラを最大限に働かせられます。重要なのは、記録容量よりも枚数です。

撮影機能:暗闇撮影・指定時間録画機能・他

トレイルカメラに必要となる撮影機能は備わっています。動画と同時に画像保存も出来るので防犯用でも使えます。動画の音声は価格を考えるとどうなのか疑問です。近い音は拾うようですが、少し離れるとノイズが入るかも。って思います。

防水性:IP66

IP66とは、粉塵保護と防水性能の保護等級の表現方法です。それぞれ、野外で使うには十分すぎる保護になっています。この等級はトレイルカメラの機種によって多少ことなります。

Amazonで販売されている別機種APEMANトレイルカメラは、IP54dです。IP54でも、粉塵と水しぶきの保護等級が確保されていて、野外使用でも何ら問題はありません。

カラー:ブラック

トレイルカメラの色は、迷彩が多いですが、ABASK トレイルカメラ【2019最新型】は、黒色のみです。他の色はありません。野外での使用を考えると迷彩柄が良いと感じるかもしれませんが、黒でも大丈夫です。野生動物は黒でも気にしません。

トレイルカメラを防犯用に考えている方は、黒だと夜間に見えなくなるで注意が必要です。隠し撮りなら、相手に気づかれない方がいいですが、「防犯」目的なら、カメラが目立った方がいいです。犯罪予防には、「カメラがある」と認識させるのが重要なので、夜間でも目立つ場所に設置が必要な色です。

ABASK トレイルカメラ【2019最新型】評価

本体価格が約8,800円、単三電池が1,000円(4本)×4(回)=4000円、microSDカード(交換用)が約1,000円と計算すると、約14,000円です。

トレイルカメラは、単体では意味ありませんので、必要な機材を足すと、約14,000円で使えるようになります。最近のトレイルカメラって安いですね。

さて、ABASK トレイルカメラ【2019最新型】の能力を考えると、まずまず使えると言った感想。

Amazonの評判が良いのもわかります。機能や能力も良くて、10,000円を切っているので、「買い」の機種です。初めてのトレイルカメラには、良いと思います。

ただ2点気になりました。それがセンサー対象角度90°と暗闇撮影用のLEDの数です。

センサー対象角度90°

センサー対象角度は90°では狭いです。10m以上先の記録なら問題ありませんが、5m程度の距離の記録を考えているなら、センサー対象角度は120°は欲しいところ。角度が狭いとセンサーに感知しても、記録する余裕が少ないので、動作の詳細が記録されません。

例えば、車の防犯に使うとします。対象角度が狭くても、カメラと車との距離があれば、車全体が記録されます。しかし、カメラと車との距離が近いと、全体が映りません。

どうせなら、車に不審者が近づいてくる様子も撮影しておきたいですよね。だから、対象角度が90°だと不安なのです。

暗闇撮影用のLEDが27個

赤外線用LEDの数が27個です。これだと少ない。

暗闇撮影とは、光がない状態での撮影を指します。あなたはトレイルカメラが「光のない」状態でどうやって撮影すると思いますか?答えが、このLEDです。

夜間は光がないので、LEDで光を当てて撮影するんです。要は私たちが暗闇で懐中電灯を使うのと同じ。ただ、トレイルカメラは光の見えない、赤外線を照射します。赤外線は見えませんので、照射されていても気づきません。

つまり、このLEDの数が少ないと光の量が足らず、鮮明な撮影が出来ないという事です。そのため、私はトレイルカメラのLEDは、必ず48個を選んでいます。

トレイルカメラ

③使えるトレイルカメラを選ぶ

ここまでで、トレイルカメラの選び方がわかっていただけたはずです。

今までのポイントを確認すれば、初めてのトレイルカメラも失敗しません。

ここからは、私がおすすめするトレイルカメラの紹介です。

最新版】Enlleo 防犯カメラ トレイルカメラ 小型

とにかく小型なので、持ち運びが便利です。搭載可能電池数が4本なので、長期間放置にはむきませんが、電池交換が頻繁にできれば、問題ありません。小型のため、赤外線LEDの光量不足が考えられますが、近距離の監視を考えている方にはおススメの機種です。

Suntekの【2020最新型】防犯カメラ

10,000円以下の機種なら、これで大丈夫です。能力も普段づかいなら問題ありません。液晶モニターが2.4インチと少し小型ですが、記録確認には十分使えます。選んだ理由は赤外線LED数が36個と多め、センサー対象角度が120°と広いためです。この機種なら、野生動物観察だけでなく、防犯にも使えます。記録用SDカードと電池は購入が必要です。

Stealth Cam STC-G42NG 【並行輸入品】

価格は上がりますが、すごくおすすめの1台です。カメラレンズを囲むように、LEDが配置されているのが特徴です。LEDがレンズを囲むことで、赤外線が均一に当たり、夜間でも高画質が期待出来ます。LED数も48個なので、30m先の撮影が可能です。気になるのは、センサー対象角度がわからない点。まーこの点は、問題ありません。ある一定の金額を超えている機種なので、センサーの感度が、安い機種とは比べ物にならないはずです。センサー感度が良ければ、対象角度はカバー出来ます。また、液晶モニターはついていないので、注意して下さい。