撮影ブログ

ヘビの抜け殻【保存方法】

ヘビの抜け殻を保存したいあなたへ

「ヘビの抜け殻の保存方法がわからない。ヘビの抜け殻って洗える?」

こんな疑問に答えます。

masou masouの写真

この記事を書いている私は、野生動物観察・撮影を10年以上。

生物技術者の資格生物分類技能検定2級 動物部門を取得。

つまり、自然や野生動物が大好き人間です。

アオアダイショウがとぐろを巻いている写真

「野生動物」の中でも嫌われている動物がヘビ。

足のない姿艶のある鱗姿嫌われている理由のようですね。

そんな嫌われ者のヘビですが、抜け殻は別の話。

ヘビの抜け殻は、金運に効果があると言われています。財布の中にヘビの抜け殻をしまっている方も多いのではありませんか?

ヘビは野生動物なので、抜け殻を手に入れられるのも稀です。また、ヘビの抜け殻の多くは、野外や家の片隅で見つかるため、破れていたり汚れています。

今回そんなヘビの抜け殻を、全く破れていない状態で入手出来ました。

この貴重なヘビの抜け殻を綺麗な状態で保管する保存方法を説明します。

ヘビの抜け殻を洗う

入手したヘビの抜け殻は、アオダイショウです。

ヘビの中でも、アオダイショウはヒトに近い距離で生活しているヘビです。

アオダイショウを、あなたも見たことあるのでは?

もし、すでにあなたがヘビの抜け殻を入手しているとすれば、大半がアオダイショウの抜け殻です。

私が入手したヘビの抜け殻は、空き倉庫内の柱と柱の間。

発見状況から、抜け殻の主は、倉庫の柱に身体をひっかけ脱皮を済ませたと推理出来ます。

倉庫だったので、ヘビの抜け殻は日光による劣化も少なく、野生のヘビの抜け殻としては最高の状態でした。

抜け殻のサイズは80㎝以上。

アオダイショウとしては、なかなかの大物です。

蛇の抜け殻、詳細チェック

冒頭で述べた通り、野生のヘビの抜け殻としては、劣化は大変少ない状態です。

しかし、倉庫で発見したので、砂などの汚れが確認出来ます。

ヘビの抜け殻は雑菌なども考えられるため、殺菌を含めた作業を進めます。

ヘビの抜け殻の魅力はなんといっても鱗です。

嫌われる要素でもある鱗ですが、私はヘビの鱗が大好き

この抜け殻も鱗綺麗なので、鱗を剥がさないように丁寧に作業します。

ヘビの抜け殻には、脱皮した際にシワになった箇所が確認出来ます。

この部分も丁寧に洗浄し、シワを伸ばす必要がありそうです。

ヘビの抜け殻の腹側は、少し固めです。

そのため、力の入れ方を間違えると一気に裂けてしまうので注意が必要です。

なかなか、見れないヘビの抜け殻の尻尾。

この部分まで綺麗にシワを伸ばせれば、大変綺麗な抜け殻になります。

蛇の抜け殻を洗う

蛇の抜け殻を洗う用の桶を準備します。

使用するのは、富山で購入したケロリン桶

ケロロ軍曹とのコラボ商品です。

購入後に知ったのですが、この桶を製造は地元である前橋の会社でした。

富山まで行って、前橋で製造された物を購入したわけです。

桶にはお湯を入れました。

お湯の温度は、給湯器から出る45℃です。

お湯にヘビの抜け殻を浸けます。

ヘビの抜け殻は軽いので、ただ入れただけでは、抜け殻がお湯に浮いてしまいます。

ヘビの抜け殻が浮かないように手で押さえ、抜け殻にお湯を含ませます。

ヘビの抜け殻は最初はお湯を弾きます。

でも、しだいにお湯に馴染むので諦めないで手で沈めて下さい。

お湯とヘビの抜け殻が馴染むと、ヘビの抜け殻は大変柔らかくなります。

お湯が馴染んだら、手で抜け殻を破らないように、汚れを落します。

筆や歯ブラシで落す方法も考えましたが、ヘビ抜け殻が軟らかくなった状態では、道具を使うと破けてしまうので、手で優しく汚れを落として下さい。

お湯に浸すと、ヘビの抜け殻のシワが伸ばしやすくなります。

シワの部分にも汚れが多いので、シワをしっかり伸ばします。

一旦、お湯から出して、お湯を交換します。

お湯には、汚れが浮いており、汚れが落ちた事が分かります。

次は、お湯に食器用洗剤を混ぜて洗浄します。

意味は考えませんでしたが、「香りが付いたらいいなー」なんて考えてチャレンジしました。

一度、洗浄しているため、蛇の抜け殻はお湯に良く馴染みます。

一度目では落せなかった汚れを丁寧に落します。

頭から尻尾まで二度目の洗浄を済ませました。

最後はすすぎです。

先ほど使用した洗剤を落す意味もあります。

なんだか、洗濯機で洗濯をする工程と同じですね。

頭部の汚れを確認。

最初に比べて、すごく綺麗になっています。

眼球部も欠落する事がなく、綺麗に洗浄が出来ました。

腹部の鱗跡もしっかり確認します。

汚れは落ちていますが、鱗跡はちゃんと残す事が出来ました。

蛇の抜け殻が破けてない1本ものだと、蛇の抜け殻の内部の空気が抜けません。

特に、蛇の抜け殻が長いと空気の出口が遠いため、空気が残ります。

この空気を出して洗浄した方が、丁寧に洗浄が行えます。

空気は少しずつ、蛇の抜け殻内部を移動させて抜きます。

蛇の抜け殻を左右に広げると空気の移動が行いやすかったです。

尻尾の部分の確認。

尻尾の部分は他の部位と比べて、蛇の抜け殻が薄かったですが、破れる事なく、洗浄出来ました。

汚れが落ちなかった部分がありますが、埃や砂はしっかり落せました。

お湯から出すと、綺麗になったのがわかります。

しかし、ここで気づいたのですが、お湯で抜け殻のシワを伸ばしても、抜け殻の形状から、クルン丸くなってしまうのです。

少し、乾くとこんな感じになってしまいます。

抜け殻が内側に丸まっているのがわかりますね。

せっかく綺麗にしたのにもったいない。

目指すのは真っ直ぐな、抜け殻の保存。

解決方法を考えます。

アイロンで蛇の抜け殻を伸ばす

シワを伸ばすならアイロンですね。

単純な考えですが、蛇の抜け殻もアイロンをかけてみました。

おおー、なんだか良い感じです。

熱で殺菌も出来るし、一石二鳥と考え、アイロンを続行です。

ただ、アイロンを当てても、腹部の部分は上手に伸ばせません。

上手に伸ばすには、内側から伸びる力が必要です。

そこで、口を開きます。

破らないように丁寧に開いて下さい。

開いた口へ空気を送り込みます。

私は口を少しはなした状態でやりましたが、衛生面等が気になるので、ストローなどで行うようにして下さい。

空気が内側から、蛇の抜け殻を張ってくれます。

この状態で、アイロンを当てると綺麗に伸ばす事が出来ます。

空気は全身にを膨らませられないので、部分的に別けてアイロンを当てます。

良い感じで平らに出来ています。

アイロンすげー。

アイロンの温度はてきとうにしています。

タオルを当てて、徐々に伸ばすようにしました。

いいですね。

残るは尻尾の部分です。

タオルを当てて。

アイロンを当てる。

伸び具合をタオルをずらしながら確認。

伸ばしが足りない部分は、再度アイロンを当てます。

尻尾まで終了。

アイロンで綺麗に伸ばす事が出来ました。

乾燥してもこの状態をキープ出来ていました。

完成した蛇の抜け殻を額へ

洗浄とアイロンを終え、綺麗になった蛇の抜け殻。

後は飾るだけです。

手持ちの額のサイズに折り曲げます。

長い額があれば、真っ直ぐにした状態で保存も面白いですね。

ちなみに、アイロンで真っ直ぐにのばした状態で蛇の抜け殻のサイズが、110㎝ありました。

1M越えです。脱皮したヘビはこれ以上の大きさなわけですね。

いやー抜け殻の主を捕まえたい!

最後はドライヤーの風で乾燥させます。

時間がある方は、日陰で干した方がいいです。

私は急いでしまいました。

ドライヤーを使う方は蛇の抜け殻は大変軽いため、風の当て方には注意をして下さい。

飛んでいってしまいます。

完成

破れる事無く、完成しました。

綺麗になった蛇の抜け殻に大満足です。

これでお金が増えるといいのですが。

本当は玄関に飾りたいところですが、苦手な人も多いので、人目に付かない場所に飾ろうと思います。

終わりに

野生のモノは衛生面に注意が必要です。

消毒などをしっかりと行った方がいいかもしれません。

乾燥していても菌はたくさん付着しています。