野生動物は様々な環境に生息していて、生態も多種多様です。
そんな野生動物撮影では、状況によってレンズを使い分ける必要が
しかし、カメラレンズって高価ですよね。
欲しいカメラレンズがたくさんあっても、全てを買う事は出来ません。
特に野生動物撮影や野鳥撮影で必ず必要になる望遠レンズは高価です。
望遠レンズは、安くても10万円くらしますし、高いレンズは100万円します。
そんな高価なレンズはなかなか買うことは出来ませんよね。
私も望遠レンズを手に入れるのには、大分時間がかかりました。
出来る事なら、手持ちのレンズで野生動物撮影を楽しみたい。そんな方も多いはず。そこで、便利なのがテレコンバーターです。
レンズの焦点距離を伸ばす働きをしてくれます。
もちろん野生動物撮影以外でも、日常のスナップ撮影など、使用場面は
テレコンバーターとは
テレコンバーターはレンズとボディの間に装着する装置です。
私が使用しているのはケンコーの1.4倍です。
販売メーカーにもよりますが、値段は2万円~7万円ほど
テレコンバーターの利点
焦点距離が伸びる
テレコンバーター内には複数のレンズが組込まれています。
この複数のレンズにより、主レンズ
メーカーにもよりますが、倍率は「1.4倍」・「1.7倍」・「
ニコンやキャノン・シグマなどのレンズメーカーが出しているので
テレコンバーターには電子接点がついているので基本的にはAFも
テレコンバーターの悩み
暗くなる
テレコンバーターは、焦点距離を伸ばす代償として暗くなってしま
「1.4倍」なら絞り1段、「2倍」なら2絞り段分、暗くなって
つまり、58F1.4に「1.4倍」のテレコンバーターを使用す
また「暗くなる」と言っても、絞りが絞られて暗くなるのではありません。
レンズに入る光量が減るのです。
そのため、ボケ量や被写界深度はF1.4のままですが、カメラの
画質の低下
カメラレンズは精密に設計をされています。
そのため、複数のレンズが組み込まれているテレコンバーターを使
この劣化は倍率が高いテレコンバーターの方が劣化します。
つまり「1.4倍」よりも「2倍」の方が画質が悪くなるのです。
実際に使用している感想
私は1.4倍のテレコンバーターを使用しています。
初心者の方でF値がF3.5ぐらいのレンズキットセットについて
なぜなら、このF値のレンズは元々性能があまり高くありません。
焦点距離も長くなく、テレコンバーターで暗くしてまで、使用する
テレコンバーターはけして安くはありません。
それならば、明るい単焦点レンズの購入資金に回した方が幸せにな
野生動物撮影では使えませんが、カメラレンズのポイントを学ぶ事
35mmF1.8や50mmF1.8などで単焦点レンズの描写を
単焦点の描写・明るいF値を知ると世界が開けますよ。
また、解放F値が暗いレンズにテレコンバーターを使用すると暗す
使えても、AFの精度と速度は落ちると考えた方がいいです。
そこで野生動物や野鳥撮影で注意してもらいたいのが、70-30
タムロンが有名なレンズです。
価格が比較的安いので、初心者にはオススメなレンズです。
しかし、このレンズでテレコンバーターを使用した野鳥撮影は止め
望遠側300mm×1.5(APS-C)=450mm
まずレンズ単体の450mmぐらいの焦点距離では野鳥撮影には足
最低でも500mmは必要です。
そこでテレコンバーターの出番ですが、このクラスのレンズでテレ
野鳥や野生動物撮影では背景が葉や枝などの状況が多いので特に迷
500mm×1.5(APS-C)=750mm。
F値は6.3。
このぐらいレンズが日本の野鳥撮影では扱いやすいです。
日常撮影用のレンズをテレコンバーターで野鳥撮影にも利用したい
望遠側200×テレコン2倍×1.5「APSーc」=600mm
レンズ性能が良いので、テレコンバーターにも耐えられるはずです
もちろん、70-200F2.8の単品使用時の描写は最高です。
テレコンバーターによる画質の劣化ですが、私は気になりません。
このクラスのレンズになると、テレコンバーターによる画質の低下
空気中の水分が多いと遠くを覗く超望遠レンズでは空気中の水分で
まとめ
野生動物撮影で1つは持っていたいテレコンバーター。
サイズは小さいのでバックに入れておくと安心な装置です。