ボディ

リコーGRデジタル4を赤外線カメラに改造

スナップカメラとして、評価の高いリコーのGRシリーズ。

私も昆虫撮影用にGRデジタル4を所有していました。

そのGRデジタル4は、いつでも使えるように車の中に入れていました。

ある時、使用してみると撮影画像に白い影が。

最初はレンズの汚れかと思いましたが、よく観察するとレンズの奥に問題がありそう。

早速、修理価格を調べてみると、メーカー修理は、なかなか値段がするようなので却下。

かといって、新しくGRを買う必要性も感じません。

そこで、そのまま捨てるのも勿体ないので、分解してみました。

分解結果から、センサー前のガラスフィルターに白い汚れが。

エタノールで拭いてみましたが、効果なし。

そこでガラスフィルターを破壊して、GRデジタル4を赤外線カメラにすることにしました。

赤外線カメラに改造

材料:リコーGRデジタル4

GRデジタル4を赤外線カメラに改造

材料2:IRフィルター

赤外線フィルター

作業スタート

まず、GRデジタル4のネジを外して内部を露出させます。

GRデジタル4を赤外線カメラに改造

GRデジタル4の場合は上の外付けフラッシュ部の金具を外す必要があります。

ネジはプラスネジなので精密ドライバーがあれば分解できます。

GRデジタル4を赤外線カメラに改造

下にもあるネジを外します。

GRデジタル4を赤外線カメラに改造

側面にもあるので外します。

GRデジタル4を赤外線カメラに改造

隠れてわかりづらいのですが、グリップ下にネジが隠れているので、グリップをめくりネジを外します。

ネジは場所によってネジの長さが違うため、外した場所ごとに別けておくと最後に組み立てやすいです。

 

GRデジタル4を赤外線カメラに改造

ネジを全て外すと背面部を持ち上げながら、外します。

この本体と背面部を外す際には、液晶と本体が配線で繋がっているので、配線を切らないように外す必要があります。

 

GRデジタル4を赤外線カメラに改造

本体をさらに分解すると、GRデジタルのセンサー部にたどり着きます。

センサー部を露出させるには、銀色の金属を3枚外す必要があります。

この金属は手振れ補正用の丸い金属を磁石で止めているので、持ち上げる際には丸い金属をなくさないようにします。

手振れ補正用の小さく丸い金属の紛失に注意

ローパスフィルター

私のGRデジタル4は、このセンサー前面のガラスが汚れたために、使えなくなってしまいました。

位置的にローパスフィルターだと思われます。

エタノールで拭いてみましたが、綺麗には出来ませんでした。

そのため、ガラスを破壊して、ガラスの位置にIRフィルターを貼り付けます。

今回はIR-86という、可視光をカットするフィルターを使いました。

赤外線フィルター 赤外線フィルター

このIRフィルターは薄いのでハサミで切ることが出来ます。

センサーサイズにカットしてセンサー前に貼り付けます。

ゴミが入らないように組み直せば、GRデジタル4赤外線カメラの完成です。

これで、可視光はセンサーまで通らず、赤外線がセンサーに通るようになります。

GRデジタル4を赤外線カメラに改造

これで、赤外線カメラの出来上がりです。

ローパスフィルターの変わりにIRフィルターを入れてあるので、ホワイトバランスは狂った状態になります。

JEPG画像も異様な色味になるので、RAWで撮影して色味等を調整して撮影を楽しみます。

GRデジタル4を赤外線カメラに改造

赤外線カメラでは、可視光の場合と比べ、ピント位置が微妙に異なるので三脚を使用して撮影を楽しんでいます。

また、私は組み立て時に手振れ補正機構の部品を紛失したため、手振れ補正が効きません。

でも、大丈夫!

手振れ機構が効かなくても撮影は出来ます。

GRデジタル4を赤外線カメラに改造

GRデジタル4はマクロ撮影にも強いので、マクロ撮影も出来る赤外線カメラの出来上がりです。

赤外線の作例

ひとまず、近所や赤城山で撮影してみました。

リコーGRデジタル4赤外線カメラでの作例 リコーGRデジタル4赤外線カメラでの作例 リコーGRデジタル4赤外線カメラでの作例 リコーGRデジタル4赤外線カメラでの作例 リコーGRデジタル4赤外線カメラでの作例 リコーGRデジタル4赤外線カメラでの作例 リコーGRデジタル4赤外線カメラでの作例 リコーGRデジタル4赤外線カメラでの作例 赤外線撮影した風景 赤外線撮影した風景

まとめ

IR86は可視光を殆んどカットしてしまうので、楽しむ場合は白黒になります。

赤外線だけでなく、色を少し混ぜた状態で楽しみたい方はIRフィルターの番数を下げる必要があります。